釣りする夫の隣、宇宙に思いを馳せる天体観測。

私は昔から宇宙に関することが大好きで、宇宙の事を考えたり宇宙物理学の本を読むのが大好きでした。宇宙について知れば知るほど、宇宙というのは、ただ、莫大な規模であるという以上に、自分の常識では及ばないような特異な事に満ちているのです。相対性理論や特殊相対性理論などもその一つです。光の速さよりも速く動くと時間が戻るなんて、考えただけでドキドキします。他にも、ブラックホールやダークエネルギー、ダークマターなど現代の科学ではまだ誰も解明できてない事象も山ほどあります。そういうことを考えているときが、私の最も現実の生活を忘れられる瞬間です。その間は、日常的に起こる小さなささくれのような出来事、漠然とした不安などは影を潜めてくれるのです。しかしそのような私の趣味に同調し一緒に楽しめる友人はほとんどいませんでした。私の夫もまた私とは全く違うタイプで、趣味の部分で共通して楽しめる場面はほとんどありませんでした。しかし最近、夫が釣りにはまり始めたのです。毎週末のように趣味の釣りに出かける夫に、少しだけ苛立ちを覚え始めたとき、夫が「田舎での夜釣りは星が綺麗だよ。一緒に行こう」と言い出したのです。普段夫と週末を楽しむこともあまりなかったので、私は夫に着いて行き、天体観測をしてみました。満天の星空とは言えなくとも、私の普段住んでいる地域よりはずっと多い星を見上げて、自分が夢想していた宇宙がここにあるんだなぁ、としみじみ考えました。自分が生活し、もやもやしたり苛立ったりしている現実の世界は、実はあの奇想天外で広大で美しい宇宙の一角なんだと。そう気づいた時に何だか色んな事を素直に受け入れられるような気持ちになったのです。それからは、しばしば夫の夜釣りに同行して天体観測を楽しむのが私の趣味となりました。今注目の個人情報が流れない車高額査定